きみに読む物語を鑑賞する

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原題;The Notebook
123分、2004年、アメリカ製作
ジャンル;ラブストーリー

主なキャスト;ライアン・ゴズリングス、レイチェル・マクアダムス
        ジーナ;ローランズ、ジェームズ・ガーナー
監督;ニック・カサヴェテス

かなりアバウトなあらすじ
老女アリーは認知症を患い、昔のことを思い出せず
療養施設で日々を過ごしている。
デュークはそんな彼女のために物語を読んで聞かせる。
ある若者達の恋の話を。

軽い感想
邦題が見事な作品ですね。
このタイトルに惹かれてこの映画を選んだくらいです。
作品自体を明確に表しているし、見終わった後、
意味深に捉えることもできるのは凄いなと思いました。

作品自体はわかりやすい内容になっています。
身分違いの恋、障害。明確です。

見ている人の想像通りに話は進むと思います。
ですが、そう来るとわかっていても、
その場面に遭遇すると感情が揺さぶられます。

終盤のジーナ・ローランズ、ジェームズ・ガーナーの演技が凄く良かったです。
感情の変化が伝わってきます。

個人的評価(5段階)
☆☆☆☆(星4つ)


↓ネタバレ込みの感想は続きを読むにて

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この映画はデュークがノート片手にアリーに読み聞かせている場面と
若者達の恋愛の場面が切り替わりながら話が進行していきます。

話を見ていてすぐにわかるのですがデュークが話す若者達とは過去の彼ら。

身分違いの恋をして、引き離され、でも色々あって一緒になることが出来た。
ラブストーリーとしてはありがちな話だし特に大きく捻ったわけでもない。

一緒になることが出来るという結末が途中でわかってしまうのですが、
なお過去の彼らがどうなるのかが気になってしまう。
アリーがデュークに話の続きが気になりねだるように、
映画を観ている自分も続きを知りたくなる。


過去の彼らを知る度に、今の彼らが切ない。


認知症を患って、何も思い出すことが出来ないアリー。
そんな彼女のために何度も、過去の甘い思い出を読み聞かせるデューク。
アリーは自分の子供すら思い出すことが出来ない。

「帰ってくるべきなんじゃないか」と子供たちに言われるも、
「ママがパパの家なんだ」とアリーへの愛を貫くデューク。


話としてはシンプルで直球なストーリーなんです。
こういう展開で来るだろうなとわかっている。
でも切なさが痛く伝わってくる。

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読み聞かせていた物語が終わり、それとともにアリーの記憶が戻ります。
「わたしはどうしていたのか」
「少し遠くに行っていただけさ」

月日は流れた。
でもデュークは優しく受け止める。


記憶が戻り抱擁を交わす二人。それもつかの間、
再び記憶が失われてしまったアリーはデュークを拒絶します。

今まで明るさを保ってきたデュークですが、これには悲しみを露わにします。
深い愛情に包まれていた刹那に切れてしまう感情。
なんとも悲しく、やるせない。

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クライマックスへ。
デュークが読んでいたノートの物語は、アリーの著作であったことがわかります。

『いとしのノアへ
これを読んでくれたら私はあなたの元へ』

アリー自身が紡いだ愛の物語を読んで聞かせていた。
『きみに読む物語』とはよく言ったもので。
邦題の妙が上手く出ていたなと思いました。


夜、デュークは隔離されてしまったアリーの元へと会いに行くと、
不思議なことに彼女の記憶は戻っていました。そんなアリーに寄り添うデューク。
ふたりいっしょに。
翌朝、アリーの部屋で静かに眠る二人が発見されたのでした。


なんとも御都合的で美しい話なんでしょう。
いいなと思わされてしまいましたよ。


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挿入歌
I'll be seeing you / Jimmy Durante

全く予期してなかったんですけど、同時に借りた
『メッセージ・イン・ア・ボトル』も原作の方が同じだったのに
気付いて驚きました。



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